はじめに
ToDOなどをカテゴリに分類することがあります。 カテゴリは名前だけでなく、色を指定することで、一目でどのカテゴリであるかわかりやすくしたいです。 色を指定するカラーピッカー機能を作るために自作でウィジェットを作ることを考えましたが手間がかかりそう。 その機能を実現してくれるパッケージを探したところ、flutter_colorpickerというパッケージが見つかったので、試してみました。
例
MaterialPicker
BlockPicker
MultipleChoiceBlockPicker
その他、様々な表示が用意されています。
下記は公式ページに記載されていたものです。
実装
- パッケージの導入
Terminalから追加する場合
# 下記をターミナルで実行 flutter pub add flutter_colorpicker
pubspec.ymlに直接追記する場合
# 下記をymlに追加し、pub getする dependencies: flutter_colorpicker: ^1.0.3
- import文の追加
ピッカーを表示したい画面のWidgetに下記を追記
import 'package:flutter_colorpicker/flutter_colorpicker.dart';
- ピッカー表示処理の実装 例として、TextButtonタップ時のコードを記載しています。 BlockPickerを使い、色をひとつ選択します。
TextButton( onPressed: () { showDialog( builder: (context) => AlertDialog( title: const Text('色を選択'), content: SingleChildScrollView( child: BlockPicker( pickerColor: Colors.red, onColorChanged: (color) { // TODO: 変更時処理 }, ), ), ), context: context); }, child: const Text('カラーピッカーを表示する'), ),
実行
「カラーピッカーを表示する」というボタンをタップすると下記のピッカーが表示されます。
最後に
色を選択し、Colorクラスを得ることができました。 次はこれを永続化したいと思います。 Colorクラスをそのまま保存することはできないので、何らかの変換が必要となりそうです。 実装したらその記事を書きたいと思います。